サ行

しょうが(生姜)

ショウガ科 多年草 

<生薬>生姜 ショウキョウ 

    乾姜 カンキョウ(蒸して乾燥させたもの)

歴史

 インド:紀元前300~500年前 保存食 医薬品

 中国:紀元前650年 食用として利用

 日本:2~3世紀 奈良時代 中国から伝わる

 

種類

大生姜<晩生>茎も葉も大きく成育 貯蔵され通年利用                    中生姜<中生~晩生>辛味強い 繊維質 漬物/加工品に

                  小生姜<夏頃>収穫したて=新生姜 谷中生姜など      

生姜の成分

 でんぷん質・・・オレオレジン(ショウガオール、ジンゲロール)

 精油・・・ジンギベレン、ボルネオール、ファルネセン、クルクミン、リモネン

                                  30種以上

生姜の効果

 肉や魚など食物の毒消し

 

健康効果

 風邪の漢方薬 葛根湯=葛根/麻黄/桂皮/芍薬/甘草/大棗/生姜

 寒さによる風邪の初期症状に(発散作用)

 吐き気(健胃作用)

 乗り物酔い(セロトニン抑制)

 血液循環スムーズ化

 

生姜の利用法

生姜温湿布<ひね生姜 150g 水2L タオル>

 ・生姜をすりおろし、布の袋にいれる

 ・水2Lと生姜袋を鍋にいれ煮だす

 ・煮だしたら、タオルを入れ 軽く絞り 患部に当てる<15分程度>

  *肩こり/うっ血/神経性疾患/はれもの/関節炎 など  

 

生薬として<生姜適量 塩又は、しょうゆ>

 ・生姜をすりおろし、しぼり汁をつくる

 ・熱湯を注ぎ 塩 又はしょうゆで味付けして飲む<1日数回>

 ・子供の場合 塩やしょうゆの代わりに 

        はちみつ、または 黒砂糖で甘みを加えてもよい

               *風邪の初期症状に     

スギナ(杉菜)

トクサ科 トクサ属 多年生 

生薬名 問荊(モンケイ)

収穫時期 4~5月

 

<主要成分>

葉緑素 ケイ酸 

エキセトニン(サポニンの一種=天然の界面活性剤)

ガルテオリン(ポリフェノールの一種=抗酸化)

ベータ・システロール(ステロールの一種=コレステロール抑制)

カルシウム マグネシウム ナトリウム

カリウム ビタミンA C E 鉄 マンガン 銅 

その他 サポニン類

ほうれん草との比較

リン カリウム 5倍    カルシウム 155倍    マグネシウム 3倍

スギナ茶

効果 効能

解毒          むくみ解消

利尿作用        咳止め

デトックス効果     アトピー性皮膚炎改善

鎮咳作用        糖尿病の予防

結石          肝臓病

腎臓病         高血圧の予防 

腎機能促進       血圧低下作用

潰瘍          老化防止

がん予防        骨粗鬆症

自律神経失調症     便秘改善

 

美容効果 / ダイエット

☆美髪・・・ケイ酸で抜け毛を防止

     (スプレーで 美髪液として)

 

☆健康な爪・・・ケイ酸か不足すると爪に筋ができる

       (ハンド美容液として)

 

☆アンチエイジング・・・ビタミンEの働きで老化防止

       (気になる場所 顔 首 に 美容液として)

 

ハ行

びわ(枇杷)

~昔から伝わる魔法の木~

涅槃経など、インドの古い仏典に記載あり<3千年前>

  「びわは 大変優れた薬効を持ち

    生きとし 生けるもの の万病を治す 植物」

☆樹:大薬王樹

☆実:天神

☆葉:無憂扇(むゆうせん)すべての憂いを取り除く

 

<日本 奈良時代(天平2年)>

光明皇后がつくられた「施薬院」で、びわの葉の療法が、行われていた 

   

びわの葉

<成分>

 精油 ブドウ糖 ショ糖 タンニン ペクチン サポニン 葉酸

 デキストリン 酒石酸 クエン酸 りんご酸 アミグダリン(ビタミンB17)

  

<効能> 

 抗がん 鎮痛 腸の強化 血液浄化 頭痛 夜盲症 高血圧

 心臓 食欲増進 抗アレルギー 抗菌 ポリープ 

 肝臓 腎臓機能強化 解毒 排出 疲労回復 利尿

 

☆アミグダリンの効果(改善例 多数あり) 

  体温で温まると細胞内に浸透する。

  そのため、びわの葉のお灸 湿布 風呂 飲料として使用すると

  腫瘍やがんの改善 臓器等の疾病改善に効果

 

びわの実

<成分>

 β-カロテン 食物繊維 糖質 カリウム マグネシウム 

 ビタミンA B1 B2 C ナイアシン クエン酸 りんご酸

 

びわの種 焼酎漬け

利用:2~3倍に薄め 飲んだり 塗ったり

<効果>

口内炎 喘息 肝硬変 切り傷 やけど 捻挫 

その他 難病

~びわは 全て使える 人の体を癒す木~

 花:食用 お茶

 葉:湿布 お灸などの治療 薬茶 お風呂

 種:食用 食療 治療液 

 幹:木刀 杖(長寿杖とされる)

 

ヤ行

ヨモギ(蓬)

3月~5月 キク科 多年草 

別名:もちぐさ / さしもぐさ / もぐさ

漢方名:艾葉(ガイヨウ)

 

     「ハーブの女王」とも呼ばれ

飲む 付ける 浸かる 燃やす 香りをかぐ 蒸す など

      病を艾(止)める

<成分>

食物繊維 クロロフィル(葉緑素)ビタミンA B1 B2 K 

<香り成分>シネオール ツヨン βーカリオフィレン ボルネオール カンファー

<脂肪油>パルミチン酸 オレイン酸 リノール酸

<効能>

ガン ウイルス阻止 血中コレステロール低下 高血圧 アレルギー アトピー改善 風邪

浄血 冷え性 貧血 下痢 痔 切り傷 胃 腹痛 腰痛

 

<美容>美肌 肌の弾力 肌の柔軟性 婦人科系 老化防止

 ☆PICK UP☆AGEs糖化反応=老化に関する物質をヨモギは、分解してくれます

 

ヨモギの利用

:おひたし/汁物/草餅/天ぷら など

飲み物:お茶 煎じ薬 

お風呂:妊婦さんや胎児の冷え解消

ケガ:止血

草餅(ヨモギ餅)の作り方<約10個分> 

・よもぎの若葉 200g

・米粉250g(上新粉200g+白玉粉50g)

 

よもぎの準備

 ①摘んできた葉を水で洗う

 ②お湯(塩少々)で1~2分茹で冷水にさらす

 ③包丁で細かく刻む

 ④すり鉢でさらにすりつぶす

 

餅作り

 ①米粉に熱湯を少しづつ入れ 粉をまとめる

 ②まとまったら、よく練る

 ③ひと握りの大きさで、平たい丸餅の形にする

 ④蒸し器にぬれぶきんを敷き、10~20分蒸す

     (芯が残っていなければよい)

仕上げ

蒸しあがった餅とよもぎを、ムラがなくなるまで 混ぜ合わせる

 お好みで きな粉をかけたり、餡をいれたり

          =完成

☆お茶の作り方

 若葉を水で洗い、お湯で軽く湯がき 乾燥させる

 *葉10gに対し、水200mlで煎じて飲んでも良い 

 

☆お灸の作り方

 春から6月までのよもぎを採取 乾燥させる

 冬、葉をミキサーにかけ ザルで茎や葉脈を振るい落とし、

  粉(葉の絨毛)をとりだすとお灸になる 

 

☆入浴剤として 冷え性や痔に

 *葉をネットに入れ湯船にいれる

 *葉を煮だし、煮汁を湯船にいれる

 

☆止血剤として 切り傷や鼻血に

 出血した傷口に、水で洗って揉みつぶし貼り付ける

 

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