味噌<大豆+微生物=栄養効果大!>
歴史:鎌倉時代からある発酵食品
(特徴)寒い地域=塩
暖かい地域=甘い
(選び方)天然表示(大豆の遺伝子組み換えなし) 塩 麹
*表示の品目の少ないもの、保存料 香料のないものを選びましょう。
<種類と相性>
白味噌(甘)・・・・キャベツ 青菜 白身魚など 食材の甘みを引き立てるのによい
赤味噌(辛)・・・・貝類 豚 など 味の強い食材に負けない
あわせ味噌・・・癖がなく、飲むお味噌汁としてよい
<成分> たんぱく質 ビタミンB12 E 酵素 食物繊維 イソフラボン コリン レシチン
<効能>コレステロール 血管 造血 骨粗鬆症 がん 痴呆 抗酸化 肩こり
★健康例★
・お味噌汁を飲む回数の多い人ほど がん(胃・乳)の死亡率は、低くなる
・放射能汚染から身を守る
1日2回以上、特に「朝」お味噌汁を飲みましょう!
作り方 出来上がり約6kg
<分量例①> <分量例②> <分量例③>
・大豆1kg ・大豆1kg ・大豆1kg
・米麹2kg ・米麹2.6kg ・米麹1kg
・塩590g(10.8%) ・塩700g ・塩430g
・種味噌250g
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①大豆を良く洗う
②たっぷりの水に浸ける(14~16時間)豆が水を吸ってふくらむ 給水
③大豆を柔らかくなるまで煮る(3~6時間)冬は、ストーブにかけておくと良い
圧力なべ(20~30分)
④塩と麹を混ぜる<乾燥麹は、記載量のぬるま湯(30度以下)で柔らかくしておく>
⑤冷めた大豆をしっかりつぶす(袋に入れ手でつぶす、またはフードプロセッサーなどで)
⑥塩と混ぜた麹+つぶした大豆をしっかり混ぜ合わせる
途中、豆の煮汁、または水を200~600ml入れ かたさを調整
*煮汁は入れなくてもできます。
⑦味噌の丸玉を作る
⑧保存樽に袋を敷いて、味噌玉を入れ、上から押して空気を抜く
*空気をしっかり抜かないとカビの原因に!
⑨味噌を入れ終わったら、ビニール袋の口を結ぶ、空気がはいらないように。
⑩重石全体量の15~20%
⑪2~4ヵ月過ぎたら、天地変え
中心の状態をみて完成!
*塩10.8~12.5% 甘口~辛口 好みで
*保存温度27度くらい 35度以上、直射日光は、避ける
*発酵中、白カビは混ぜても良いが、黒、緑カビは取り除く
*夏2~3ヵ月、冬3~4ヵ月で食べられる
<豚汁>
飛鳥時代に「肉食禁止令」が出ましたが、イノシシは食されていました。
牡丹鍋が 豚汁の原形と言われています。
作り方<鍋が原形というのがポイント!>
①野菜は切って水につけアクだし
②豚肉はさっと湯引きして霜降りに、こんにゃくも匂いが強ければ下茹でを
<手順>
鍋に水+野菜→沸騰(味噌半分)
→豚肉+こんにゃく+だし汁
→味噌(場合によって塩)=完成!
< けんちん汁>
由来には諸説ありますが・・・。
*建長寺の修行僧が、崩れてしまった豆腐を野菜と煮込んで作った醤油ベースの汁もの
「建長寺汁⇒建長汁」が訛って「けんちん汁」になったとも?
*江戸時代に中国より来た精進料理の一種(普茶料理)の巻繊(ケンチェン)が訛ったとも? などなど
☆精進料理というのが基本ですので、 お肉、動物性のものは、入りません☆
*だしは、昆布・しいたけで!
作り方
①野菜は切って水につけアクだし
②里いもは塩で揉んでぬめりをとり 下茹で
③お豆腐は水気をとる
<手順>
鍋にごま油+大根+にんじん+里いも+こんにゃく+豆腐+ごぼうの順で炒める
+だし汁
→アク取り
→塩+醤油+酒=完成!