イネは、もともと自然に生えており、野生のイネの種（モミ）を住んでいる場所の近くにまき、

栽培、収穫していたとされる。

水田ではなく畑でイネを作っていた？（イネの化石：3500年前　岡山県　）

縄文後期末から水田でイネ栽培（3000年前　福岡県　熊本県）

邪馬台国を支えたのは米作り（お米を蒸して食べていた）

 

＜米づくりと日本の人口増加＞

米作り前20万人→奈良時代600万人→江戸後半3000万人→近年1億2000万人

 

米の品種は４００種にも上るとされています。

？全国で生産されている品種のランキングは？

1位　コシヒカリ＜日本全国＞　　　6位　はえぬき＜山形＞

2位　ヒノヒカリ＜西日本＞　　　　7位　きらら397＜北海道＞

3位　ひとめぼれ＜東北＞　　　　　8位　ほしのゆめ＜北海道＞

4位　あきたこまち＜東北＞　　　　9位　つがるロマン＜青森＞

5位　キヌヒカリ＜東日本＞　　　10位　ななつぼし＜北海道＞　　　　　2006年資料

コシヒカリ　

＜産地＞日本各地　主に新潟　茨木　栃木

　＊名前の由来＊越（こ）しの国に光輝く

（特徴）甘みと粘りが高く、冷めてもおいしい

 

ササニシキ　

＜産地＞宮城

　＊名前の由来＊ササシグレとハツニシキをかけ合わせた

（特徴）小粒で、粘り気が少なくあっさりとした味　お寿司などに良い

 

あきたこまち　

＜産地＞秋田　岩手　茨城

　＊名前の由来＊小野の里に生まれたと言われる小野小町にちなんで

（特徴）秋田の風土に合わせて作られ、もちもちとした食感、

　　　　水分が多く、つやがあり、香り高い

 

ひとめぼれ～コシヒカリから生まれた品種～

＜産地＞宮城　岩手　福島

　＊名前の由来＊出会った途端に一目ぼれし、全国の人に愛されるように

（特徴）粘りが強くふっくら炊きあがる　食感はやわらかく、冷めてもおいしい

 

ヒノヒカリ

＜産地＞熊本　大分　福岡　鹿児島

　＊名前の由来＊西日本(九州)を表す「日(太陽)」とご飯の光り輝く様から

（特徴）もっちりした食感、程よい粘り　丸みを帯びたしっかりした小粒

 

はえぬき～あきたこまちの子どもにあたる～　

＜産地＞山形

　＊名前の由来＊山形で生まれた、生え抜きのお米が飛躍し続ける事に願いをこめて

（特徴）粒の表面がしっかりし、もちっとした歯ごたえ

 

ゆめぴりか　

＜産地＞北海道

　＊名前の由来＊北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて命名。

（特徴）食感がもちもちしていて、柔らかめ、お米としての味が濃い

 

お茶碗　約1杯（150ｇ）あたりの栄養価比較

　　　　　　　玄米　　  白米　　　　　　　　　　　　　　   玄米　　  白米　

食物繊維　　　5.3　　　0.6 　　8.8倍　　　カリウム　　　　165　　  41　　　4.0倍      　

たんぱく質　　5.0　　　3.9       1.3倍　　　ビタミンＢ1　　0.24　  　0.05　　4.8倍

脂質　　　　　2.0　　　0.8　　 2.5倍　　　ビタミンＢ2　　0.03　　  0.02　　1.5倍

糖質　　　　　47.1　　47.6　　1.0倍　　　ビタミンＥ　　　1.1　　　0.3　　  3.7倍

カルシウム　　6　　　　3　　　 2.0倍　　　マグネシウム　　72　　　 6　       12.0倍

リン　　　　　195　　  45　     4.3倍　　　亜鉛　　　　　　114　　  810       1.4倍

鉄　　　　　　0.8　　　0.2　　 4.0倍

 

　　食物繊維　　　白米の約9倍！

　　　　　　　　＊便秘解消

　　　　　　　　＊生活習慣病予防

　　　　　　　　　脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、コレステロール、糖尿病など）

　　ビタミンＥ　　白米の約4倍！

　　　　　　　　＊抗酸化作用（若返り）、血行促進、更年期障害

　　ビタミンＢ1　 白米の約5倍！

　　　　　　　　＊糖質をエネルギーに変える効率をアップ（ダイエット効果）　　　　　　　　

＜玄米とダイエットの関係＞

　　　ごはん、パン、じゃがいもを摂取した時のインスリン分泌量の比較によると、

　　ごはんが1番インスリンの分泌を低く抑えることができる　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　～～～アメリカ　スタンフォード大学研究結果～～～