<飾りの意味>
・だいだい
代々家が栄えるように
・御幣(ごへい)
紅白の手を広げて繁栄するように
・四方紅(お供え物の色紙)
四方を紅で囲む=天地四方・1年の息災
・裏白(うらじろ)
古い葉と一緒に新しい葉ものびてくる=栄えわたる
・三方
のせる台=尊い相手に物を差し上げる
意味
丸く平らな形=鏡の形=1年を丸くめでたく重ねる、
夫婦円満などの意味
鑑みる(かんがみる)=よい手本や模範に照らして考える
★12/28日までに用意 29日は「苦もち」といって縁起が悪い
★1/11日は鏡開き お雑煮などに入れて食べましょう。
もち
<成分>炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンB1 カリウム
<効能>体を温める、下痢、冷え、胃腸、疲れ、寝汗 夜尿
・かまぼこ ・なます
・栗きんとん ・海老
・煮しめ ・黒豆
・れんこん ・八つ頭
・里芋 ・伊達巻
・数の子
・イワシの佃煮
<発祥>
平安時代「節会(せちえ)料理:節句料理」
→江戸中期以降「おせち料理」
→明治以降「おせち=お正月料理」
<特徴>
日持ちするもの / おめでたいもの / 海の幸/ 山の幸
重箱:祝い事が重ねてやってくるように
<料理の意味>
かまぼこ:半円=初日の出
栗きんとん:黄金色=金運を開く
煮しめ:昆布巻=よろこぶ
れんこん:穴=見通しがよくなる
里いも:子芋=子孫繁栄
数の子:卵多=子孫繁栄
イワシの佃煮:五万石(ゴマメ)=豊作祈願
なます:赤と白=水引(縁起)
海老:腰が曲がるまで=長寿
黒豆:1年をまめに過ごせるように
八つ頭:八方に頭=出世
伊達巻:伊達(粋)=教養・文化
おせち料理の栄養価は、かなり高く、バランスも優れています。
食物繊維や、ビタミン、ミネラルも豊富、そして低カロリー
☆一年の計は元旦にあり 健康の計も元旦にあり☆
「七草がゆ」の意味
①祝膳や祝酒で弱った胃を休める
②春の七草や餅を具材に塩味で
③1年の無病息災を願う
七草歌(七草をたたいて細かくする時に歌う)
「七草なずな 唐土(とうと)の鳥が日本の国に渡らぬ先に ストトントン♪」
*大陸から、渡り鳥によって疫病が入ってこないことを願う
七草の効能
1.セリ・・・食欲増進 解熱 神経痛 リウマチ 鎮痛 肝臓
2.ナズナ(ぺんぺん草)・・・肝臓 解熱 便秘 生理不順
3.ゴギョウ(ハハコグサ)・・・咳止め 内臓
4.ハコベ(ハコベラ/ヒヨコグサ)・・・胃 腸 消化 母乳促進
5.コオニタビラコ(ホトケノザ:丸みを帯びた葉)・・・胃 腸 高血圧
6.スズナ(かぶ)・・・胸焼け 腹痛 風邪
7.スズシロ(大根)・・・消化 殺菌 炎症 頭痛 発熱
邪気を払い、1年の健康を願って。
年末、年始の掃除や家事で疲れた女性たちへ骨休み。
門戸(もんこ:家の出入り口)を祀るのに豆の粥を作った(中国の風習が伝わったもの)
中国:紅豆粥<ホンドウジョウ>
クコの実 ナツメ 黒米 小豆など10種類ほどの雑穀の入ったお米を炊く
韓国:小豆粥<パッチョク>
小豆を先に茹で裏ごしし、米を加え炊き、白玉などを浮かべる
小豆粥の作り方
材料・米1カップ
・小豆 1/4~1/2カップ(お好みで)
・小豆の煮汁と水で5カップ
・餅(一口大にカット)
①小豆は、水から茹で沸騰したら、こぼす
②再び水から茹で8分くらいまで柔らかくする
③煮汁と小豆を分け、煮汁を冷ます
④米+水+煮汁を入れ20~25分煮る
⑤小豆+餅+塩を加え15分煮る
⇒完成
☆おもちは、焼いたものを入れてもよい(お好みで)